「Hotel’s」とは、2021年10月1日にオープンしたばかりの北青山にあるレストラン。
コンセプトは『架空のホテルのレストラン』
このレストランは代々木上原にある2年連続ミシュラン1つ星獲得レストラン「sio」、そのオーナーである鳥羽周作シェフによる新形態レストランです。
鳥羽さんの大ファンであるくまの熱意あるプレゼンもあって、今回アソビー部は北青山にある「Hotel’s」に向かうことになりました。
Hotel’sの予約方法とメニューについて
Hotel’sの予約方法と時間帯によって変化するメニューについて紹介します。
Hotel’sは同じ店であっても、時間帯によって見せる顔が違うため、事前にある程度のイメージを持って予約するのが良いでしょう。
Hotel’sの予約方法について
Hotel’sはテーブルチェックから予約することができます。
2021年11月24日現在、12月の土日ランチはほぼ予約が埋まっていましたが、平日や土日ディナーは比較的とれる状態となっていました。
予約可能な時間帯は以下の通りです。モーニングとランチは席だけ予約が可能で、ディナーはコースの予約のみとなっています。
モーニング(08:00~09:30)※席だけ
ランチ(11:00~13:30)※席だけ
ディナー(17:00~20:30)※コースのみ
Hotel’sのメニューについて
続いてはHotel’sのメニューについて紹介します。
以下に記載のものは1例となります。また、日替わりとなるクラフトドリンクや、ペアリングの提供などもあります。
詳しいメニューを事前に知りたい方は直接お問い合わせしてみましょう。
モーニングショートコース 4,000円
・にんじんのポタージュ
・Hotel’sサラダ Half
・スフレオムレツ
・アボカドのスモーブロー
サラダセット 2,500円
・にんじんのポタージュ
・パン
・Hotel’sサラダ
ハンバーガーセット 4,000円
・にんじんのポタージュ
・Hotel’sサラダHalf
・Hotel‘sハンバーガー
ランチショートコース 7,000円
・にんじんのポタージュ
・Hotel’sサラダHalf
・スフレオムレツ
・パスタ
・薪焼きステーキ
ディナーコース(9品)¥ 14,300
ある日の一例
1.アボカドのスモーブロー
2.牡蠣とサワークリーム ライムのグラニテ
3.鳩と雑穀米
4.ムール貝とカボチャのラビオリ
5.鰆と蕪のピュレ
6.薪火焼きステーキ
7.サラダ
8.神戸牛のスライダー
9.デザート
Hotel’sに行ってみた!
今回アソビー部は友人1名を加え4名でランチの時間帯に伺いました。
「ハンバーガーセット」と「ランチショートコース」をオーダー。
まず初めに出てきたのは「にんじんのポタージュ」です。
濃厚でいながらスッと飲めてしまうポタージュで、あっという間になくなってしまいました。
続いては「Hotel’sサラダ」です。
野菜の他にもナッツやフルーツ、クミンなどのスパイスも入っており、飽きない工夫がされていました。
続いては「スフレオムレツ」です。こちらはランチショートコースのみのメニューです。
一口味わうごとに絶妙なバランスの旨みが広がります。トリュフや濃厚なチーズを使用すると味に重厚さが出過ぎて、飽きやすくなってしまうこともあるのですが、このオムレツはとてもバランスが取れており飽きさせません。
続いては「Hotel’sハンバーガー」です。
手切りの牛肉をパティにしたハンバーガーです。販売もされている「ふつうのマヨネーズ」や粒マスタードなどが使われています。また、横のポテトにはホップ塩で味付けがされています。
こちらはショートコースの「パスタ」です。
ショートコースのメインは「薪焼きステーキ」です。
横にはハンバーガーのポテトにも使用されていたホップ塩と岩塩が添えられています。
ショートコースのラストは「バニラアイス」にしました。
こちらも濃厚でいながらさっぱりした味わいです。
ここがすごい!Hotel’sのまとめ
Hotel’sでは料理に最大限の工夫と熱量が注ぎ込まれていたことはもちろんですが、
空間作りについてもまるでホテルのようなくつろぎを演出できるような工夫が随所にされていました。
Hotel’sの最初の一皿は、おしぼりです
sioでも使い続けている
「IKEUCHI ORGANIC」のおしぼりHotel’sではちょっと驚くくらい
大判のおしぼりをご用意しました触れるとふかふかとしたソフトな優しい肌触り
でも、どこかしっかりたくましくて、
重厚感を感じる上質なおしぼりぜひご体験ください pic.twitter.com/8pshes9KYa
— Hotel’s (@Hotels_1001) October 14, 2021
「IKEUCHI ORGANIC」さんのおしぼりで手を拭くとなんだかツルツルした感じがして、何度も触りたくなってしまう心地よさです。
また、おしぼり以外にも店内にはこだわりがあります。
店内で使用されている家具は「マルニ木工」さんの家具を使用されているそうです。
Hotel’s内の開放感のある空間の中で、優しい木目のテーブルや椅子がマッチして絶妙に居心地の良い空間を演出していました。
ラウンジのような居心地の良さを目指し、
Hotel’sメンバーが自ら足を運んで選んだのは
「マルニ木工」の家具。世界に通じるデザイン感性、
日本独自の木に対する美意識、
緻密なモノづくりの技。胃を圧迫せずに料理を召し上がっていただけます。
Hotel’sでの最高の食体験には、欠かせません。 pic.twitter.com/FdoJT6JFcs— Hotel’s (@Hotels_1001) October 26, 2021
その他にも店内で流れる音楽や使用されているお皿にもこだわりがあったりと、何度行っても飽きない心地よさがそこにはありました。
アソビー部ではこれまで様々なレストランに足を運んできましたが、決まっていいお店だと感じるのは「新しい体験、感動をくれるお店」でした。
そして、そこにはそのお店の確かな戦略と工夫、細部までこだわりぬく熱意が存在していました。美味しいだけ、おしゃれなだけではダメで、どういう体験を提供するのかをデザインし、明確に伝えてくれるそんなお店です。
今回伺った「Hotel’s」も、新しい感動をくれるとてもよいお店でした。
興味を持った方は是非テーブルチェックから予約していってみてください!